チェルシー所属のFWジエゴ・コスタ。エヴァートンを率いるロナルド・クーマン監督が、チェルシーで構想外となり今夏のマーケットで去就が注目されるD・コスタの去就に関心を示しているようだ。
報道によると、クーマン監督はD・コスタをレンタル契約で獲得することを画策。
昨季、チェルシーのエースとして君臨しながらも、昨冬のマーケットを境にアントニオ・コンテ監督との関係性は急速に悪化。
オフシーズン中に、コンテ監督から構想外の連絡を受けたD・コスタは、チーム帯同も許されず地元ブラジルで単独トレーニングを行っているのが現状だ。
D・コスタには、古巣アトレティコ・マロリーが獲得の可能性を探っているものの、今夏はFIFAが選手登録禁止処分を言い渡しており、2018年1月まで新戦力の獲得は事実上不可能。
先日、デポルティボがD・コスタの半年間のレンタル契約で獲得するプランや、ACミランが完全移籍で獲得を模索するなど、復数の憶測が飛び交っている。
現状を受け、クーマン監督は記者会見でD・コスタの去就について問われ、次のようなコメントを残した。
「 もちろんだ。将来を見据えてD・コスタのような最高のプレーヤーを手に入れることができれば嬉しいよ 」
「 素晴らしいプレーヤーとサインする可能性はあるが、我々はチャンピオンズリーグでプレーしない。それがサインを難しくする可能性はある 」
D・コスタの退団を示唆するコメントをチェルシーは残しているものの、詳細については閉口を続けている。
これまで良好な関係を構築していたチェルシーとエヴァートンだが、FWロメル・ルカクの移籍について少なからず亀裂が生まれているのが間違いないだろう。
果たして、D・コスタの新天地はどのクラブチームとなるのだろうか?