バレンシア所属のMFナニ。先日から移籍が報じられ続けてきたナニが、ラツィオへ1年間のレンタル契約で移籍することで合意した。
バレンシアとラツィオの契約には完全移籍へ移行する買い取りオプションが付与されているという。
“ クリスティアーノ・ロナウド2世 ”と母国ポルトガルで期待され、2007年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したが、本領を発揮することができず。
ユナイテッド退団後、スポルティングCP、フェネルバフチェを渡り歩き、昨季バレンシアへ新天地を求めていた。
母国のレジェンドがプレーするリーガ・エスパニョーラでの奮起が期待されたものの、大きなインパクトを残すことができずマルセリーノ・ガルシア・トラル監督の構想外に。
先日、ラツィオはASモナコへFWケイタ・バルデ・ディアオを売却したため、その代役確保に動いていた。
ケイタには、この夏ラツィオ退団が噂されていたものの、マーケット閉幕直前まで取引が成立しなかった。
ナニがケイタの穴を受けることができるかどうかは、大きな疑問符が残るところだが、30歳となって初のセリエA挑戦を成功に導くことができるか、ナニのパフォーマンスに期待を寄せたいところだ。