クンデ争奪戦が再び!新たにマドリーとバルセロナが今夏の獲得実現に向け交渉へ

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 セビージャ所属のDFジュール・クンデ。近年、移籍マーケットが開くたびに、その去就が注目されている。
 昨年夏の移籍市場ではチェルシー移籍が大きく近づいたものの、両クラブが求める条件に乖離がみられ交渉は破断。

 

 今季もセビージャに残留しプレーを続けている。
 そんななか、新たにクンデの去就に注目しているのがレアル・マドリーとバルセロナだ。

 

 報道によると、両クラブはクンデの代理人と接触。
 会合の内容は、クラブから提示できるオファーの内容と、選手側の条件を確認したという。

 

 問題は、クンデの移籍の可能性だ。
 昨年夏の移籍市場でチェルシー移籍に大きく近づいたこともあり、今夏の移籍は不可避ではないかという見方が強い。

 

 要因はセビージャの財政状況にある。
 チェルシーが昨年夏の移籍市場で移籍金5000万ユーロのオファーを提示しクンデ獲得に迫った。

 

 しかし、セビージャはこのオファーを拒否したために、4200万ユーロの損失を計上することとなった。
 これらの現状を受け、クラブは今夏に損失補填のためにクンデ売却を検討しているという。

 

 クンデ獲得を求めるクラブ毎に情勢が大きく異なり、争奪戦は横一線と見て良い。
 マドリーは、意中の選手であるパリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・エムバペ獲得に注力している。

 

 バルセロナは、深刻な財政難を抱えながら大型補強を断行していることもあり、さらなる財政難が噂。
 チェルシーは、オーナーの変更で今夏の補強の形が見えてこない現状にある。

 

 今シーズン全日程終了目前にも交渉成立が予想されるクンデ。
 セビージャ退団が既定路線として伝えられているが、一体どこのクラブが獲得することになるのか注目だ。

 

 

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