ヴェローナ所属のDFマルティン・カセレスにラツィオ移籍の可能性が浮上した。
2016年にユヴェントスとの契約を満了したカセレス。
その後、サウサンプトンへ加入したものの、わずか1試合の出場にとどまり、プレミアリーグ挑戦は半年間という短い時間で終了。
ヴェローナ加入が発表されたが、ここまでリーグ戦で6試合と同クラブの最終ラインで孤軍奮闘している。
見事復活を果たしたカセレスは、今冬の移籍に向け精力的な動きを披露しているという。
復活の兆しを見せ始めているカセレスの去就に、ラツィオが獲得の可能性を探っているという。
去就が注目されるカセレスだが、ヴェローナでスポーツディレクターを務めるフィリッポ・フスコ氏は次の通りコメントし売却の可能性を一蹴した。
「 ノーコメントだ。彼は今、我々と契約している。プレーヤーの意思が重要であることは確かだ。だが、我々は彼に満足している。彼は我々と契約を結んでおり、一貫性を見せてくれている。チームは彼に非常に助けてもらっているよ。1月はまだまだ先のことだ。 」
ヴェローナは、今季リーグ8節を終了した時点で、16位と低迷。
降格圏を争う戦いを強いられているが、クラブの戦力を考えると今季セリエA残留がノルマ。
失点数が16と最終ラインの崩壊が顕著でありながらも、カセレスは守備組織を牽引する働きを見せており、ヴェローナにとってはなくてはならない選手であることは間違い無いだろう。