FCポルト所属のGKイケル・カシージャス。クラブとの現行契約が今季終了後に満了を迎えるが、このまま自由契約でクラブを後とすることが確実視されている。
🇪🇸#カシージャス🇪🇸
カシージャス、今季限りでポルト退団へ…クラブは「彼の契約額はとても高い」と説明#ポルト詳細はこちら👇https://t.co/p9cWyRJLXM
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) March 3, 2018
2015年夏にレアル・マドリーを退団し、ポルトへ新天地を求めたカシージャス。
限界説を払拭し、昨季まで正守護神として活躍。
だが、今季は世代交代やGKホセ・ペドロの台頭などもあり出場機会が減少している。
先日、カシージャスがセリエA挑戦を表明し、クラブ側は同選手との契約延長について難色を示し今季終了後の退団は既定路線とされていた。
そんな中、ポルトのフランシスコ・J・マルケス氏は、カシージャスと契約を更新する場合、高額契約を締結する複数の選手を放出する必要があると示唆。
このコメントは、カシージャスがポルトと締結する条件は、かなり高額なものと推察する。
シーズン終了後に37歳を迎えるカシージャス。今季ベンチを温める回数が増加傾向にあるカシージャスと契約を更新することはリスクが高いと考えているのかもしれない。
なお、マルケス氏はカシージャストの契約更新しない考えを次の通り説明した。
「 クラブは必要以上の費用を支払っている。費用削減、特に選手たちの給与をカットすることは義務となっており、そこが出発点だ 」
「 選手との契約が終了すれば、修士の安定を図ることができる。例えば、カシージャストの契約は今季で終了する。彼の契約は非常に高額だ 」
カシージャスは、現在クラブから推定500万ユーロのサラリーを受け取っている。
この額は、チームトップの金額だ。
近年、ポルトは国内主要タイトルから遠ざかっており、財政的にも苦しい立ち位置にある。
クラブ側が推し進めるチームの世代交代と人件費削減は必要不可欠な状況だ。
カシージャスとの契約更新を諦めることで、年間6000万ユーロの人件費を圧縮することができ、将来有望な選手をクラブに招き入れることは可能だろう。
ポルト退団が既定路線として伝えられるカシージャス。現役続行を示唆しており、新天地はどのクラブチームとなるのだろうか?