エジルがアーセナル退団? エメリ監督と衝突で古巣復帰の噂も

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 アーセナル所属のMFメスト・エジル。今夏にクラブ退団可能性が急浮上した。
 エジルに対しハードワークを求めるエメリ監督と考えが相反する両者の関係は悪化が伝えられる。

 

 現地時間25日に行われたリーグ第3節のウェストハム戦を欠場したエジル。
 体調不良が原因とされているが、指揮官との対立直後の欠場もありクラブ退団の噂が急浮上。

 

 この噂を聞き動き出しているのがレアル・マドリーだという。
 FWクリスティアーノ・ロナウド退団を受け、ビッグネーム獲得を目指すマドリー。

 

 2013年夏にアーセナルへエジルを売却したマドリーは、この契約に買い戻しオプションを付与しているという噂がある。

 

 過去に、エジルにバルセロナへの移籍が噂された際、マドリーとの契約がネックとなり交渉が破談したという噂もあるほどだ。

 

 昨年、クラブとの契約延長で揉めに揉めたエジルのパフォーマンスは、間違いなく低下している。
 ロシア・ワールドカップでの低調なパフォーマンスは最たる例だろう。

 

 ビッグネーム獲得を求めるマドリーへの復帰説も囁かれるのは当然なのかもしれないが、今のマドリーが欲している選手はエジルのようなタイプの選手ではないと考える。

 

 現在のマドリーが欲している選手は、C・ロナウドの代役であり、この夏の移籍が噂されたモドリッチのような選手だ。

 

 現スカッドに、イスコが在籍している現状を考えれば既に29歳を迎えたエジル獲得に動くことは考えにくい。

 

 主要リーグの移籍マーケット閉幕が近づいている現状、獲得可能なクラブの補強動向などを考慮すれば、この夏のエジルの退団の可能性は低い。
 エジルは、アーセナルと今年2月に2021年までの新契約にサインしたばかり。

 

 アーセナル史上最高額の週給35万ポンドのサラリーを受け取り、獲得には高額な移籍金が必要。
 大型補強を狙うフロレンティーノ・ペレス会長が、パニック補強を決断する選択肢はなく、このままアーセナル残留が濃厚と考えるのが普通なのだが。

 

 

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