インテル所属のFWイヴァン・ペリシッチ。近年、マーケットが開くたびに注目銘柄の一人として去就が注目されていたペリシッチ。
これまでは、インテルが他クラブからのオファーをことごとく拒否し移籍は成立することがなかった。
だが、来夏以降は状況は例年とは異なるようだ。
報道によると、インテルはペリシッチ売却を認める方針にあるという。
2015年夏にインテルへ加入以降、中心選手として活躍してきたペリシッチ。
今夏の移籍市場でもマンチェスター・ユナイテッドが執拗に獲得に迫っていた。
現地メディアでは、推定1億ユーロに近いオファーが届けられたと言われたペリシッチだが、インテルはこれを拒否。
このタイミングで移籍を容認する考えに変化した要因はなんなのか?
年齢は関係ないだろう。29歳と最も脂がのった時期であることを考えると、あと数年は主力として戦える。
クラブとの現行契約も2022年まで締結しており、2019年夏が売り時であるとは考えにくい。
残された選択肢は、チームの補強方針の変更と世代交代、そして財政面を考慮した形か?
今夏にレンタル契約を含め、多くの選手をクラブに招き入れたインテル。
そのほとんどに買取オプションが付与されている現状を考えると、補強資金の確保は必須。
ペリシッチ移籍となれば、推定5000万ユーロ程度の収益を得られるとみられており、数選手の補強資金に充当できるだろう。
ここ数年、インテル快進撃の中心選手として活躍してきたペリシッチだが、獲得に関心を寄せるユナイテッドやバイエルンが獲得を実現させることとなるのだろうか?
インテル、来夏にイヴァン・ペリシッチ売却か?
マンチェスター・ユナイテッドやバイエルン・ミュンヘンなど複数のビッグクラブが獲得を狙うhttps://t.co/paXUJHGKyc— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 16, 2018