パリ・サンジェルマン所属のMFユリアン・ドラクスラー。アーセナルがドラクスラー獲得に迫っているようだ。
数年前からドラクスラーの動きに関心を示し続けてきたアーセナル。
具体的な移籍交渉に進展してこなかったアーセナルのドラクスラー移籍オペレーションだが、今夏の移籍市場で大きなチャンスが到来したようだ。
この夏、パリSGがバルセロナからFWネイマールを強奪したため、現有戦力の売却が必要不可欠。
特に、ネイマールと同ポジションを主戦場とする選手売却に力を入れており、2017年1月に獲得したドラクスラーもリストアップされている。
アーセナルは、ドラクスラー獲得に向け3200万ポンドのオファーを用意していると伝えられている。
パリSGは間違いなく、ネイマールを中心としたチーム作りを行うことが確実視されており、ドラクスラーの出場機会が減少することは予想される。
マーケット閉幕まが近づきつつある、このタイミングでコンフェデレーションズカップでMVPを獲得したドイツ代表の司令塔獲得は、アーセナルにとってラストチャンスと言って良いだろう。
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、選手獲得よりも人員整理を優先して行うと示唆してきたが、ここ数年来のターゲットであるドラクスラー獲得のチャンスを逃すとは考えにくい。
FWアレクシス・サンチェスとの現行契約が2018年に満了を迎え、すでに退団の噂が伝えられ続けている。
MFメスト・エジルと契約延長が濃厚とされている現時点で、ドラクスラーを獲得することができればサンチェス退団で被るであろうダメージを最小限で食いとどめることができるだけに、今後の動きに注目が集まりそうだ。