バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ。今夏の移籍が噂されるウムティティにアーセナルが獲得を画策しているようだ。
アーセナル
バルセロナ所属のDFサミュエル・ウムティティ獲得を画策https://t.co/dfHCrf827M— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 28, 2019
ウムティティは、かねてからバルセロナ退団が取り沙汰されている。
昨年夏の移籍市場でセビージャから獲得したDFクレマン・ラングレが好パフォーマンスを披露。
ロシア・ワールドカップや負傷の影響などもありパフォーマンスが向上しないウムティティの存在感は徐々に薄くなりつつある。
同時に、今夏の移籍市場でバルセロナがアヤックス所属のDFマタイス・デ・リフト獲得を狙っており補強資金捻出のためにウムティティ売却を視野に入れている。
今季終了後に移籍となれば、ウムティティはかねてから関心を示すプレミアリーグ挑戦が有力的な移籍先となるだろう。
すでに、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティが獲得に関心を示している。
そんななか、ウムティティ争奪戦に参戦する用意があるのがアーセナルだ。
とはいえ、補強至近に限りのあるアーセナルにとってウムティティ争奪戦を制するのは簡単な話ではない。
アーセナルは、バルセロナがリヨンからウムティティを獲得した際に大きく貢献したラウール・サンレヒ氏のパイプを活かしたいと考えている様子。
サンレヒ氏は、現在アーセナルでフットボールディレクターを努めており、ウムティティ獲得交渉に有利に働く可能性があると報じている。
ただ、バルセロナはウムティティ売却には一定の移籍金を要求することは間違いない事実だ。
今夏の補強予算が、4500万ポンドと伝えられるアーセナルにとってウムティティは高嶺の華以上の存在。
噂されるメスト・エジルやヘンリク・ムヒタリアンを売却し補強資金をどこまで捻出できるかが鍵となりそう。
アーセナルの補強動向は、最近大きな見出しを飾ることが多いが現実的に見て難しいものばかり。
移籍金高騰化傾向にあるマーケットにおいて、現実路線を歩むアーセナルが如何にしてビッグネームを釣り上げることができるか?
フロントの実力が試されそうだ。