アーセナルは、レアル・ソシエダ所属のFWアレクサンダー・イサク獲得に関心を示している。
今冬の移籍市場でもイサク獲得の可能性を探っていたアーセナルだが、1月中に取引を成立させることができなかった。
新戦力獲得を目してFWピエール=エメリク・オーバメヤンと双方合意の上で契約を解除し、元プレミア得点王がチームを退団。
代役確保は急務であり、イサクの他にもフィオレンティーナからユヴェントスへ移籍知ることとなったFWドゥシャン・ヴラホヴィッチを取り逃がすなど今冬のFW補強は失敗に終わっている。
だが、アーセナルはイサク獲得を諦めたわけではない。
ソシエダは、イサクに対し9000万ユーロの契約解除金を設定しており、取引には満額に近い価格の移籍金を求めることが予想されている。
苦しい財政の中、着実な戦力補強を続けるアーセナルが、ソシエダが求める移籍金を用意できるのか？
そして、選手が求める来季のCL出場権を確保することができるのか？
非常に大きすぎる2つの難題がクリアできたタイミングで、初めて正式に交渉の席に着くことができる。
ソシエダの枠には収まりきらない選手へと成長を続けるイサク。
今夏にはステップアップの移籍が有力視されているが、アーセナルへの移籍は大きなステップアップが期待できる。
ただ、アーセナルにとってイサク獲得を競うライバルは巨大だ。
イサクを狙っているのは他にも、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといった競合。
ユナイテッドは、FWクリスティアーノ・ロナウドの退団が噂され、チェルシーは昨年夏に獲得したFWロメル・ルカクの低調で、両クラブとも代役候補にイサクをリストアップしているという。
アーセナルは、長くからイサク獲得に関心を示し継続的にアプローチを続けていることを利点に交渉を有利に進めてゆきたいところだが、来季CL出場権確保はクラブとしてもノルマの一つである。
イサクを快諾させるためにも、必要な条件を全て揃えておくことが必要不可欠だが、果たしてアーセナルはイサク争奪戦という荒波を乗り切ることができるのだろうか？
アーセナル
レアル・ソシエダ所属のFWアレクサンダー・イサク獲得に関心
今冬に続き夏の移籍市場での獲得を目指すhttps://t.co/SPdIReGK69— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 6, 2022