レアル・マドリー所属のMFダニ・セバージョス。アーセナル移籍が濃厚となったようだ。
報道によると、アーセナルとマドリーは1年間のレンタル契約でクラブ間合意。
ジネディーヌ・ジダン監督の下で構想から外れたセバージョスは、今夏に新天地を求めることを希望しており移籍先を探し続けていた。
早くからアーセナルと接触を続け交渉を進めてきた。
2017年夏、ベティスからマドリーに加入。加入初年度から公式戦22試合に出場、2年目は公式戦34試合に出場するなど着実に出場機会を確保。
3年目となった昨季、公式戦34試合に出場しクラブでのパフォーマンスが高く評価されスペイン代表デビューを飾るなど周囲からの評価は高い。
ただ、ビッグネーム乱立するマドリーにおいて、出場機会を確保することは難しい。
ジダン監督は、中盤に新戦力獲得を模索しており、セバージョスを換金対象として売却に動いていた。
そんななか、アーセナルがセバージョス獲得に向け交渉を進めてきた。
当初、完全移籍での売却を求めていたマドリーだが、補強資金が限られるアーセナルにとってマドリーが要求する条件は高嶺の花。
移籍金減額や条件の見直しに向け交渉を続けてきた結果、1年間のレンタル契約で獲得することで合意を取り付けた様子。
アーセナルの今夏の補強予算は推定4500万ポンド程度。
この限られた資金で、最終ライン、中盤、ウィング、CFと各セクションの獲得を模索するのがウナイ・エメリ監督だ。
現有戦力を維持した上で、戦力の上積みを期待するエメリ監督だが、それはさすがに無理。
オプションの有無は、正式発表時に公表されるものとみられるが、今後選手との最終交渉を行いメディカルチェックを経たのち正式契約を締結することになる。
アーセナル
レアル・マドリー所属のMFダニ・セバージョス獲得でクラブ間合意1年間のレンタル契約となる模様https://t.co/YqVgfqtBex
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 23, 2019