アーセナルは、今季後半戦レアル・マドリーからレンタル契約で加入するMFマルティン・ウーデゴールを来季もチームに引き止めることを希望しているという。
すでにクラブ間で交渉が行われる予定だという。
アーセナルが求めるのは完全移籍、もしくはレンタル期間の延長
今冬の移籍市場でマドリーからアーセナルへレンタル契約で新天地を求めたウーデゴール。
周囲の予想とは裏腹に、アーセナルで主力として活躍を続けているのが現状。
クラブ首脳陣は、ウーデゴールのパフォーマンスを高く評価し今夏の完全移籍、もしくはレンタル期間の延長を求めているという。
理想は完全移籍、だが高額な移籍金がネックとも
アーセナルにとって理想な選択肢はウーデゴールの完全移籍だろう。
だが、マドリーが設定する推定8000万ユーロの契約解除金。
アーセナルにとって捻出できる条件を大幅に超えていることから、移籍金の減額やレンタル期間の延長を模索しているかもしれない。
ムバッペ、ハートランド獲得資金捻出に注力のマドリーは交渉の席にはつくだろう
今夏の移籍市場でパリ・サンジェルマン所属のFWキリアン・ムバッペ、ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ブラウト・ハートランド獲得に本腰を入れるマドリー。
補強資金捻出のために、ジネディーヌ・ジダン監督の構想に含まれない余剰戦力の売却に注力しているのが現状。
ウーデゴール獲得に向けアーセナルが獲得オファーを提示した場合、交渉の席につくことは予想できる。
ただ、フロレンティーノ・ペレス会長から一定の評価を得ているだけに、移籍金の減額交渉は難しいものとなりそう。
最終的にはレンタル期間延長で交渉は進みそう
アーセナルが用意できる条件次第だとは考えられるが、タフなプレミアリーグでウーデゴールが結果を残せば、将来のマドリー復帰の可能性は十分に考えられる。
ただ、ジダン監督歴任中の復帰の可能性は低い。
アーセナルが用意できる条件や選手の意向で、最終的にレンタル契約を1年間延長する方向で交渉が進んでいくのではないかと考える。
とはいえ、今季以上に人件費の圧縮が必要なマドリーだけに、アーセナルがどのような条件を提示できるかが交渉の行方を左右することになりそうだが。
アーセナル
レアル・マドリーからレンタル契約で加入中のMFマルティン・ウーデゴールのレンタル期間延長、もしくは完全移籍での獲得を模索
マドリーと交渉へhttps://t.co/Ldgplcmbkw— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 17, 2021