今冬の移籍市場でアトレティコ・マドリーが前線の戦力刷新に動くこととなるかもしれない。
今夏の移籍市場でセビージャからMFビトロ、チェルシーからFWジエゴ・コスタを獲得。
正式な加入は2018年1月1日からであるが、両選手の正式加入が決定すれば明らかに前線の人員過多の状況は誰が見ても明白だ。
D・コスタの取引は、買取オプション付きのレンタル契約でチェルシーとの交渉成立を迎えたが、今季終了後に同選手を獲得する場合、5000万ユーロの移籍金を支払う必要がある。
すでにビトロ獲得に3750万ユーロの移籍金を支払っているため、補強資金の確保は必須。
そのため、D・コスタ、ビトロとポジションが重なるガイタンとビエットの放出を検討しているようだ。
売却の可能性を探っているのは、両選手のみではなくアトレティコ加入後本来のパフォーマンスを披露できてないアウグスト・フェルナンデスやケヴィン・ガメイロらにも適切なオファーが届けば交渉の席に着く用意があるという。
なお、アトレティコは今季こけら落としで新本拠地をワンダ・メトロポリターノに移したばかり。
これまで使用していたビセンテ・カルデロンを売却し土地代として1億7500万ユーロの収益を得たとはいえ、クラブの財政を鑑みれば、さらなる資金調達は免れないのが現状なのだが。