今夏の移籍市場で戦力補強の禁止処分が言い渡されていたアトレティコ・マドリー。
報道によると、ラシン・クラブ所属のFWラウタロ・マルティネス獲得に迫っているという。
U-20アルゼンチン代表に召集され、将来のA代表消臭も期待されているラウタロ。
以前から同選手獲得に注目していたアトレティコは、ここにきて獲得に向けた動きを本格化させているようだ。
ラシンで会長を務めるビクトール・ブランコ会長は、『 アトレティコの関係者が、交渉を終えるためにやって来る 』ことを明らかにしている。
ラウタロに設定された契約解除金は900万ユーロ。
最終的に、アトレティコは1500万ユーロの移籍金でラシンと合意に向け交渉を進めていくとみられている。
近日中に獲得で正式合意を取り付けるアトレティコだが、同選手は1年間のレンタル契約でラシンでプレーすることになるという。
この取引にビクトール会長は、次のように話した。
「 彼があと1年ここにいることに疑いはない。素晴らしい結果と振る舞いを示してきた彼の邪魔になることも望みはしないがね。しかし彼もその代理人も、ラシンで少なくとも後1年プレーすることを約束してくれた 」
アトレティコは、過去にU-20アルゼンチン代表で好パフォーマンスを披露していたFWセルヒオ・アグエロを獲得し世界的なストライカーへ育て上げた実績がある。
ラウタロ獲得で、アグエロと同じ道へと導くことができるか注目が集まりそうだ。