わずか1年で古巣復帰実現、ボヌッチがユヴェントスへ… カルダラとトレードで移籍成立

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 ACミラン所属のDFレオナルド・ボヌッチ。昨年夏にユヴェントスから電撃移籍する形でミランに移籍したが、わずか1年で古巣復帰が実現することとなった。

 

 ボヌッチには、かねてからパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されてきたが、一転古巣湯ヴェントス復帰を決断。
 同選手は、ミラン移籍以降本来のパフォーマンスを披露することができず苦しいシーズンを過ごしていた。

 

 2018年に入った頃から移籍を検討し始めたと言われており、ボヌッチの胸中はミラン退団で固まりつつあったようだ。
 一方で、財政状況の著しい悪化で中国資本からアメリカ資本へオーナー変更が行われたミラン。

 

 出場権を剥奪されていたヨーロッパリーグもスポーツ仲裁裁判所の決定で、一転出場が可能。
 これにより、ボヌッチ移籍の可能性は消滅したかと見られていたが、水面下でユヴェントス移籍交渉が進められていたようだ。

 

 最終ラインに中心選手として期待していたベテランDF離脱で、ミランは次世代の主力選手の代役確保が必須。
 そこで目をつけたのが、ユヴェントスの若手DFマッティア・カルダラだ。

 

 若きイタリア代表DF獲得に向けミランは、ボヌッチの取引にカルダラ譲渡を提案。
 ユヴェントス側は、当初この条件に難色を示していたものの、交渉の末最終的には合意。

 

 両選手の取引は、3500万ユーロの移籍金が双方のクラブから支払われることとなり、事実上の10日トレードという形で交渉が終了した。

 

 近年、マーケットで大きな動きを見せることがなかったセリエAだが、今夏はスリリングなマーケットを過ごしており、新シーズンを迎えるのが楽しみだ。

 

 

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