もう、出ていくしかない? クリスティアーノ・ロナウドがユナイテッド復帰を熱望か?

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 レアル・マドリー所属のFwクリスティアーノ・ロナウド。古巣マンチェスター・ユナイテッド復帰の可能性が報じられた。

 

 加齢によるパフォーマンスの低下が問題視されるC・ロナウド。
 2003年から2009年まで在籍したユナイテッド復帰にプライオリティを置いており、今季終了後に英断する可能性が高いと見られているようだ。

 

 すでに、フロレンティーノ・ペレス会長と一触即発状態の関係にあるC・ロナウド。
 現経営陣に懐疑的な見方は強く、同選手の関係者は『 彼は完全に落ち込んでいる・騙されたと感じているんだよ 』とコメント。

 

 事の発端は、昨季チャンピオンズリーグ優勝後にペレス会長と約束された契約内容の改善がいまだに実現していない事だ。
 2017年のクラブワールドカップ優勝後に、マドリーでの引退を示唆するコメントを残した。

 

 メッシが破格の内容でバルセロナと契約を延長し、ネイマールはパリ・サンジェルマンで高待遇を受けている。
 近年、巨額の資金源を背景に急成長を続ける中国スーパーリーグでプレーする第二戦級の選手が巨額のサラリーを受け取っている現状に、C・ロナウドは苛立ちを隠していない。

 

 2017年のバロンドール賞に輝いたC・ロナウド。自信をより高く評価するクラブへの移籍を望んでいても不思議ではない。
 とはいえ、近年メンタル面の弱さがプレーの質に直結している現状を考えると、ペレス会長は“ 今が売り時 ”であると考えていても不思議ではないだろう。

 

 一説によると、ペレス会長自身が獲得を熱望するパリ・サンジェルマン所属のFWネイマールの移籍オペレーションにC・ロナウドの譲渡が含まれるのではないかとも噂されている。
 誰が見ても、両者の関係性は崩れていることは間違いない。

 

 C・ロナウドが圧倒的な存在感を放ち続けていれば、表向きは良好な関係を構築することは間違いない。
 だが、今はそれすらも望めない。
 C・ロナウドに支払う対価に対してリターンが少なすぎるのだ。

 

 そこに輪をかけて、今季の低迷だ。C・ロナウドが契約内容の見直しを懇願したとしても、経営陣が英断を下すことはできないというのが現状だろう。
 マドリーと契約内容を見直すことができないのであれば、自身が懇願する古巣復帰へと大きく舵取りを切る可能性はある。

 

 ここで積極的に動くのが同選手の代理人であるジョルジ・メンデス氏だ。
 メンデス氏は、顧客にジョゼ・モウリーニョ監督を持つなど、両者のパイプは強固だ。

 

 C・ロナウドが、マドリーを退団そしてユナイテッドが同選手の獲得に動く場合、残された問題は移籍金だ。
 マドリーは、無論強気な姿勢に打って出ることは間違いないが、今季終了した時点で33歳を迎えたベテランストライカー獲得に提示するオファーは、多くを望めない。

 

 なにより、単年契約での勧誘の可能性も残されているだけに、C・ロナウドにとっては茨の道が待っている可能性もある。
 今季終了後に、攻撃陣の刷新が確実視されているマドリー。

 

 今季は、チャンピオンズリーグ出場権確保できる4位以内でフィニッシュすることがノルマの現状にあり、大きなサイクルが一つ終わりを迎えようとしていることは間違いない。

 

 その旗印として牽引してきたC・ロナウドと袂を分かつことしか、チーム復権の道は考えられないだけに、オペレーションがどのような形で終えることと中注目が集まりそうだ。

 

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