マドリー移籍が破談のケパ・アリサバラガ、ビルバオと契約延長へ

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 アスレティック・ビルバオ所属のGKケパ・アリサバラガ。今冬の移籍市場でレアル・マドリー移籍が目前にまで迫っていたケパだが、一転してクラブとの契約延長を正式発表した。

 

 ビルバオの下部組織出身のケパ。現在23歳と高い将来性が期待され、2017年3月にはスペイン代表に初招集されるなど、代表にも定期的に召集されている。

 

 今季、守護神の不安定なパフォーマンスに頭をかかえるマドリーは、ビルバオが設定した契約解除金2000万ユーロを超えるオファーを提示しケパ獲得に近づいていた。

 

 現に、冬のマーケット開幕した時点では、ケパのマドリー移籍は既成事実として伝えられていた。

 

 しかし、状況は一転した。突如としてケパはビルバオと2025年までの長期契約を発表。
 契約解除金は8000万ユーロと高額が設定されることに。この契約更新で、決まりかけていたマドリー移籍は事実上破談。

 

 プロとしてありえない凡ミスを繰り返すケイラー・ナバス。未だ控えのポジションを脱すことができていないキコ・カシージャス。
 両選手に過度の期待をかけるのがクラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督。

 

 ケパの取引を早々に打ち切ったのがジダン監督だ。現地時間6日の会見で『 今はGK補強の必要はない 』と断言したことで、クラブフロントはケパへ1月の補強はないと連絡。
 移籍騒動と同時期に足の故障などもあり不安定な日々を過ごしてきたケパ。

 

 家族の進言などもあり、最終的にビルバオと契約延長を決断。
 ピークが過ぎた現有戦力に固執し続けるジダン監督と、ビルバオとの契約延長を決断したケパ。

 

 両者にとって、どのような未来を歩むことになるのか?
 今季終了後にマドリー指揮官解任が噂されているジダン監督だけに、なりふり構ってはいられないはずなのだが。

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