レアル・マドリー所属のMFマルコ・アセンシオ。近年最も光り輝いている逸材であるアセンシオとの現行契約の見直しを検討しているようだ。
バルセロナとのスーペルコパ・デ・エスパーニャにおいて、2試合連続でゴールをマークするなど、クラブ内での地位が飛躍的に向上。
今季、ジネディーヌ・ジダン監督のもと、多くの出場機会が与えられることが予想されており、フロレンティーノ・ペレス会長は将来の一財アセンシオの流出を避けるべく、早急な対策を打つことを検討。
報道によると、アセンシオの現在の契約解除金は3億5000万ユーロに設定されている。
選手の年齢、パフォーマンスを考慮すれば、これでも高額な価格に設定されているが、ペレス会長はアセンシオの契約解除金を5億ユーロまで引き上げることを検討、事実上の契約延長になるという。
これは、パリ・サンジェルマンがバルセロナからFWネイマールを契約解除金満額である2億2200万ユーロを支払い強奪したためだ。
先日、イスコと契約更新したマドリーは、同選手の契約解除金に7億ユーロという破格の金額を設定している。
アセンシオに設定した契約解除金の見直しと同時にサラリーも増額することを検討。
現在、アセンシオが受け取っている350万ユーロの年俸を450万ユーロまでアップし、現行契約を1年延長し2023年までの新契約で合意を取り付けようとしている。
エスパニョールで経験を積み、2016年夏の移籍市場でマドリーへ復帰して以降、ジダン監督にその才能を見出されチームに残留。
昨季、チームの“ 顔 ”として与えられた数少ないチャンスを確実にモノにし、飛躍のシーズンとした。