インテル、苦渋の決断でダヴィデ・サントンと契約延長か?https://t.co/CHnqv3AGQB
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 6, 2018
インテル所属のDFダヴィデ・サントン。インテルは、契約延長に向け動き始めているようだ。
今季、リーグ戦で15試合のみの出場機会であったサントン。
出場した試合でも、低調なパフォーマンスに終始しサポーターから不満の声が上がっていた。
スカッドの強化に急ぐインテルにとって、サントンの退団は既定路線の中での契約延長への動きは大きな話題を集めている。
インテルが戦力外の選手と契約を更新する方向で調整しているのには、大きな理由がある。
来季、チャンピオンズリーグ出場権を確保したクラブにとって、UEFAが定めたレギュレーションをクリアすることは必須。
クラブの下部組織出身選手であるサントンは、うってつけの選手であると同時に、左右どちらのサイドバックもこなせる貴重なメンバー。
クラブを率いるルチアーノ・スパレッティ監督にとって、ベンチに座っているだけで心境は異なるだろう。
そして、この契約更新にはもう一つ裏がある。
インテルとサントンの現行契約は2019年に満了を迎える。
この夏に売却という選択肢もなくはないが、得られる移籍金は限られる。
構想外の選手であれとも、一定額以上の移籍金収益を得たいのは、どのクラブも同じだ。
そこでインテルが画策したのが、現行契約を2年間延長し移籍金を釣り上げる作戦だ。
今季のサントンのパフォーマンスを考えると、買い手が少ないのが現実だ。
が、過去にプレミアリーグを経験していることは大きなメリットとなる。
プレミアリーグ全体を通して、慢性的なサイドバックの人材不足を考えると、両サイドバックを務めることができるサントンの需要は高い。
リーグ全体が潤沢な資金力を持つプレミアリーグは、インテルにとって格好のマーケットとなるだろう。
いずれにしても、インテルは来期チャンピオンズリーグに向けて強力なスカッドを構築しなければならない。
サントンの契約延長は、その足がかりとなる大事な交渉であり、報道通り合意を取り付けることができるのか注目が集まるだろう。