ACミランの、19-20シーズンにおけるヨーロッパリーグ出場停止が決定した。
FFP違反により、UEFAからLE出場権剥奪が決定されていたミラン。
スポーツ仲裁裁判所へ上訴したものの、CASはミランの訴えを棄却。
これにより、来季のヨーロッパリーグ出場停止が確定した。
情報が錯綜していて整理が必要なのだが、以前の報道では『 ミランはEL出場を辞退する 』という情報が伝えられた。
ただ、今回の報道では公的機関による『 出場停止が正式決定 』とあるため、前者の情報は誤報であったことが推測。
いかに寛容なCASとはいえ、2年連続でFFPの規定に違反したと判断されたミランを擁護することは難しかった様子。
ミランは、今後もUEFAによるFFP調査対象のクラブとなり、注意深くその動向が見守られることになる。
ただ、FFPの処分の中でも最も重いとされるUEFA主催の試合出場権剥奪を受けたミラン。
18-19年の財政が来季のFFP調査期間となるため、収支バランスを急速に取る必要が残されている。
主力選手売却も噂されるミラン。
ただ、時間は残り少ない。
交渉そのものが表面化していないことを考えると、UEFAの処分を受け入れながら現スカッドを維持し、短期間で欧州カップ戦復帰を目指して戦っていくこととなるのか?
若手選手中心でリクルートを続け、選手育成とともにクラブを発展させる壮大なプランを掲げ運営に邁進していくこととなる。
実を結ぶのは5~10年後と長いスパンが必要だが、再び世界強豪クラブの仲間入りを果たすことができるか。
今後のミランの活躍に期待していきたい。
ACミラン
FFP違反により、19-20シーズンのヨーロッパカップ出場権が剥奪されるhttps://t.co/23yRSDOtR4— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 29, 2019