アトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマン。今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂されていた。
しかし、アトレティコがFIFAより戦力補強禁止処分が言い渡されたため、チーム残留を決断。
グリーズマンが残留宣言を行ったことから、去就問題がひと段落したかに思われたが、ここにきて大きな動きが。
クラブと選手の間で締結された契約解除金2億ユーロに設定される条項が含まれていたが、今夏のマーケット閉幕とともに、このオプションが消失。
これにより、契約解除金が半額となる1億ユーロまで大幅に下落していたことが明らかとなった。
ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を熱望するグリーズマン。
潤沢な補強資金を有するユナイテッドだが、2億ユーロという天文学的な金額を支払うことはファイナンシャル・フェアプレーを考慮すれば、リスクが高い。
だが、当初の半額となる1億ユーロまで減額されたことで、移籍の可能性は飛躍的に向上。
これにより来夏の移籍は必須と考えられ、アトレティコ側は今季中にマーケットを徹底リサーチしグリーズマンの代役確保に奔走することとなりそうだ。