今夏の移籍市場でガラタサライ移籍が濃厚と伝えられていたバルセロナ所属のMFアルダ・トゥラン。
トルコリーグの移籍マーケット閉幕直前まで交渉が行われ、ガラタサライはバルセロナから合意を取り付けたものの、選手側が移籍を拒否。
そのため、成立目前とされてきたアルダのガラタサライ移籍が土壇場でひっくり返る形となったようだ。
アルダは、今季からクラブを率いるエルネスト・バルベルデ監督の下で構想外となり今夏の移籍市場でバルセロナ退団が有力視されていた。
アーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、インテルといったクラブがアルダ獲得に関心を示したものの、具体的な移籍交渉まで発展せずマーケット閉幕を迎えた。
今季、未だ公式戦に出場しておらず事実上の構想外とされてきたアルダに、古巣ガラタサライが2年間のレンタル契約で獲得オファーを提示し、成立目前とまで伝えられてきた。
だが、移籍成立目前で選手サイドが移籍を拒否。バルセロナでの挑戦を続ける意向を明らかとし古巣からのオファーを断ったとされている。
バルセロナ残留という道を選んだアルダだが、同選手の目の前には茨の道が広がっていることは間違いない。
現地時間9日に行われたリーグ第3節のエスパニョール戦の招集メンバーに含まれなかったアルダ。
バルセロナ残留を決断し決定したことは覆すことができないが、まずはこれまで以上のハードワークでバルベルデ監督の構想に含まれる必要がある。
最悪の場合、下部組織でのプレーを強いられる可能性もあり、残された時間は今冬の移籍市場開幕までの半年間。
この半年間で結果を残すことができなければ、新天地を求める可能性は高く、今後アルダのハードワークに注目が集まることとなるだろう。