パリ・サンジェルマン、ウスマン・デンベレ獲得に関心、バルセロナは放出を頑なに拒否

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 バルセロナ所属のMFウスマン・デンベレに移籍の可能性が浮上した。
 報道によると、パリ・サンジェルマンがデンベレ獲得に関心を示しているようだ。

 

 昨年夏、FWネイマールがパリSGへ移籍したことにより、バルセロナへ加入することが決定したデンベレ。
 開幕戦こそ出場したものの、その後負傷を負いシーズンの半分を治療期間に当てるなど不本意なシーズンを過ごした。

 

 ただ、離脱復帰後は本来のパフォーマンスを披露し、一定の存在感を知らしめたかたちとなる。
 問題は、今夏の移籍市場でバルセロナが予想に反して大型補強に踏み切ったことだ。

 

 各セクションに代表でも中心選手として活躍する選手でチームが構築され、移籍金1億ユーロ越えの男としてもポジションが確約されていないのは通例だ。

 

 なによりも、この夏バルセロナはボルドーからFWマルコムを獲得したことから、デンベレの胸中は揺れる。
 もしかしたら、自身がバルセロナで評価されていないのではないかと頭をよぎったとされ、今夏のクラブ退団を検討しているのではないかと伝えたメディアもあるくらいだ。

 

 これらの情報をしってか知らずか、今マーケットで最も勢いのあるパリSGがデンベレと接触。
 バルセロナ、そしてエルネスト・バルベルデ監督はデンベレ売却の選択肢はない。

 

 現に、バルベルデ監督はデンベレの去就について次のようなコメントを残している。

 

「 彼らは素晴らしい選手だ。昨シーズンは負傷することが多かったが、それでも私たちに多くをもたらしてくれた 」

 

 バルベルデ監督のこの言葉から推察するに、デンベレとマルコムとポジションを競わせる方針も検討しているとのこと。
 攻撃的な快速サイドアタッカーは、多くのクラブに需要があることは間違いない。

 

 攻撃陣のスカッドは十分すぎるほどの浅慮l区を有するバルセロナ。
 人員過多気味にある現状を、クラブ首脳陣とバルベルデ監督がいかに判断するのか注目が集まるだろう。

 

 

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