ACミランのレオナルド・ボヌッチ。加入1年で古巣ユヴェントス復帰で合意。
ミランはDFマッティア・カルダラ譲渡を受け、ビッグディール成立へhttps://t.co/yhxFkjOtjF— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 3, 2018
ACミラン所属のDFレオナルド・ボヌッチ。昨年夏にユヴェントスから電撃移籍する形でミランに移籍したが、わずか1年で古巣復帰が実現することとなった。
ボヌッチには、かねてからパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されてきたが、一転古巣湯ヴェントス復帰を決断。
同選手は、ミラン移籍以降本来のパフォーマンスを披露することができず苦しいシーズンを過ごしていた。
2018年に入った頃から移籍を検討し始めたと言われており、ボヌッチの胸中はミラン退団で固まりつつあったようだ。
一方で、財政状況の著しい悪化で中国資本からアメリカ資本へオーナー変更が行われたミラン。
出場権を剥奪されていたヨーロッパリーグもスポーツ仲裁裁判所の決定で、一転出場が可能。
これにより、ボヌッチ移籍の可能性は消滅したかと見られていたが、水面下でユヴェントス移籍交渉が進められていたようだ。
最終ラインに中心選手として期待していたベテランDF離脱で、ミランは次世代の主力選手の代役確保が必須。
そこで目をつけたのが、ユヴェントスの若手DFマッティア・カルダラだ。
若きイタリア代表DF獲得に向けミランは、ボヌッチの取引にカルダラ譲渡を提案。
ユヴェントス側は、当初この条件に難色を示していたものの、交渉の末最終的には合意。
両選手の取引は、3500万ユーロの移籍金が双方のクラブから支払われることとなり、事実上の10日トレードという形で交渉が終了した。
近年、マーケットで大きな動きを見せることがなかったセリエAだが、今夏はスリリングなマーケットを過ごしており、新シーズンを迎えるのが楽しみだ。