アルゼンチン代表のサンパオリ監督が退任へ、サッカー協会が正式発表

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 アルゼンチンサッカー協会が、代表を率いるホルヘ・サンパオリ監督と退任で代表監督を退くことで合意に達したことを発表した。
 2017年6月、ロシア・ワールドカップ南米予選突破に黄色信号が灯ったタイミングで代表監督に就任したサンパオリ監督。

 

 苦しい戦いながらもワールドカップ本大会出場を決めていた。
 南米予選大会からの低迷を脱すべく、サンパオリ監督は奔走し続けてきたが、採取的な調整は本開会がスタートした時点でも変化はなく。

 

 4年前のブラジル・ワールドカップ当時と同様のFWリオネル・メッシ頼みのチームから成長を見ることはできなかった。
 本大会では、グループステージ敗退の危機に追い込まれながらも、激闘のすえグループリーグ最終節のナイジェリア戦になんとか勝利し決勝トーナメント進出の切符を手に入れることができた。

 

 だが、ここで対戦したのがロシア・ワールドカップ王者フランス代表だ。
 壮絶な打ち合いを演じて見せたものの、あと一歩届かず“ 3−4 ”というスコアで胴体から退くことに。

 

 この結果を受け、アルゼンチン国内ではサンパオリ監督の解任を問う声が非常に高まり、同時に協会内部でも指揮官解任が働きかけられ、最終的にサンパオリ監督は事実上の解任という形で退任することとなったわけだ。

 

 サンパオリ監督は、2022年に開催されるカタール・ワールドカップまで指揮官を続投し、チームの世代交代を大きく推し進め伝統ある攻撃的なサッカーを植え付けていくプランを掲げていたことは言うまでもない。

 

 だが、周囲はそれを良しとせず…
 なお、アルゼンチンサッカー協会は、後任人事に着手しており、公認にアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督、リーベル・プレートのマルセロ・ガジャルド監督らをリストアップしていると言われている。

 

 以前、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督招聘プランを勢いよく掲げたこともあったが、グアルディオラ監督から袖を降られたことはら交渉を断念。

 

 それでも欧州で一線級の活躍を見せるクラブの指揮官引き抜きなど大胆なプランを掲げているが、いずれも交渉は不発に終わりそう。
 最終的な妥協点で、国内リーグ上位のクラブを率いる監督、または、代表監督経験者に再びご登場いただくのが最適なのかもしれない。

 

 まだまだ時間はある。メッシの代表続投か?引退か?を確認してからもでチーム作りは遅くないだろう。
 アルゼンチン代表は、間違いなくタレントは揃っているのだ。

 

 あとは、選手個々のパフォーマンスは戦術浸透度など様々な要因がある。
 が、代表でメッシが輝くことができていないのが、大きな問題だ。

 

 これを解決しなければ、アルゼンチン代表の復権は望むことができないだろう。
 サンパオリ監督が退任したアルゼンチン代表だがサッカー協会は、この窮地に名門再建を果たすべくどのような実力者を指揮官の席に座らせることとなるか注目が集まりそうだ。

 

 

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