ボルシア・ドルトムント所属のFWウスマン・デンベレ。
レアル・マドリーがデンベレ獲得に注力しているようだ。
今夏の移籍市場でASモナコ所属のFWキリアン・ムバッペ獲得に向け交渉を進めてきたが、ここにきてデンベレにターゲットを変更したようだ。
デンベレは、昨年夏の移籍市場でドルトムントに加入。
加入初年度から大ブレイクし、リーグ戦で6得点13アシストとチームの攻撃陣をけん引するパフォーマンスを披露。
だが、デンベレが恩師としてしたう、トーマス・トゥヘル氏を解任したことで、クラブ首脳陣に不信感を抱き、移籍を志願。
移籍先の最有力候補とされてきたバルセロナが、リヴァプール所属のMFフィリペ・コウチーニョ獲得に注力し、選手本人もマドリー移籍を志願。
ムバッペとの交渉に進展の見られないマドリーが、デンベレ獲得に関心を示し始めたというのだ。
現地メディアの情報によると、マドリーはドルトムントに対し8000万ユーロのオファーを提示していると伝えられている。
無論、ドルトムントとしても、デンベレの売却は想定していない。
だが、選手の心がクラブから離れつつある現状にあり、移籍となれば如何にしてマドリーから高値を引き出すことができるかが注目されるところだが。