パリ・サンジェルマン所属のFWエンディン・カバーニ。今夏の移籍市場でクラブ退団が噂されている。
カバーニ、夏にPSG退団か。周囲には不満を漏らす
“目の上のたんこぶ”なネイマールの存在が理由ともhttps://t.co/PeyVqWiFQn pic.twitter.com/rdS80RVsld
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) March 9, 2018
カバーには、現在置かれている自身の待遇に満足しておらず、夏に新天地を求めると伝えた。
パリSG入団以降、常に2番手というポジションを受け入れサッカーに邁進し続けてきたカバーニだが、今夏の移籍市場でバルセロナから加入したネイマールの存在を煙たがっていることは間違いない。
昨季、リーグ戦で36試合に出場し35ゴールという脅威的な数字を残し、クラブと2020年までの契約延長を勝ち取ったばかりのカバーニ。
順風満帆な時期を過ごすと見られてきたが、ネイマール勧誘でヒエラルキーが崩壊。
今季、リーグ戦24試合に出場し24ゴールと高い次元で安定したパフォーマンスを残すカバーニ。
以前から移籍の噂が絶えず、その去就が注目されてきた。
仮にパリSG退団となればイングランドかスペインへ新天地を求める可能性は高い。
カバーニの去就に即座に反応するのがプレミアリーグで上位を占めるクラブだろう。
今季、リーグタイトルは手中に収めたものの、チャンピオンズリーグは2シーズン連続でベスト16止まり。
選手本人も、現クラブでの限界を感じていることは明らかだ。
昨年夏に破格の条件でネイマールやキリアン・ムバッペを獲得したパリSGは、CL敗退で収入目標は大幅に下落。
31歳のベテランストライカーが退団を申し入れれば、即売却に動くこととなるだろう。
とはいえ、このベテランストライカーにぶら下げられた値札は6000万ユーロと高額。
キャリアも晩年に差し掛かった選手に高額のオファーを提示するクラブが、現れるかは未知数だ。
大いなる野望を持ちフランス・パリへ渡ったウルグアイ代表ストライカーは、5シーズンにわたり苦しい時を過ごした地を後にすることとなるのだろうか?