アーセナル所属のMFアーロン・ラムジー。今季終了後にアーセナル退団の可能性があるようだ。
報道によると、ラムジーはアーセナルが提示した新しい契約を保留。
一説によると、クラブとの契約更新を拒否し、今夏に新天地を求める伝えた。
アーセナル、好調ラムジー売却か?選手側が契約延長を拒否https://t.co/07m4X3DDO7
— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 4, 2018
ラムジーとアーセナルの現行契約は2019年に満了を迎える予定。
今季、リーグ第28節を終えた時点で19試合のみの出場とプレー時間を確保することができていない。
近年、アーセナルを取り巻く停滞感は顕著だ。事実、長きに渡り続いたチャンピオンズリーグ出場権を今季逃し、来季の出場権確保も厳しい状況にある。
2008年、若干18歳という若さでアーセナルへ加入したラムジー。
若手選手を中心にチームを構築してきたアーセナルで、より多くの出場チャンスを得るために加入した。
加入当初はレンタル契約で複数のクラブを転々とし経験を積んできたラムジーだが、アーセナル復帰後は順調に出場機会を増やし主力として定着していた。
だが、アーセナルのアイデンティティは2013年に大きく崩れる。移籍マーケットで大型補強を繰り返し、これまでチームの土台を構築していたラムジー等の出場機会は徐々に減少。
今季、リーグ開幕から低調なパフォーマンスに終始し、アーセン・ヴェンゲル監督はビッグネームの選択に注力。
苦しい現状の中、ラムジーが移籍を決断する要因となったのが、昨年夏にリヴァプールへ移籍したMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンの存在のようだ。
アーセナルでの起用方法に不満を抱き、昨年夏リヴァプールへ新天地を求めたチェンバレン。
今季、好調リヴァプールでの活躍は記憶に新しい。飛躍のシーズンを遂げた元同僚を見て移籍を熱望していると報道。
クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は、ラムジー残留を希望しているものの慰留は困難ではないかという見方もある。
昨年夏、そして今冬に大型補強を断行したアーセナル。来季欧州カップ戦の出場権を逃せば、更なる補強に向け資金確保に動くともされている。
ラムジーが、このままオファーを拒否し続けた場合、アーセナルは移籍金が発生する今夏に同選手を売却することを決断しなければならなくなりそうだ。