ローマ所属のFWエディン・ジェコ。今冬の移籍市場でチェルシー移籍が有力視されてきたが、ついに交渉は破談に終わったようだ。
チェルシーは、ジェコ獲得に向け3000万ユーロのオファーを提示。
一方で、ローマは4000万ユーロの移籍金を要求しており、両者が求める条件には大きな開きがあるため、移籍交渉は決裂したと伝えた。
昨季、セリエAで得点王に輝いたローマの貴重な得点源であるジェコ。
今季終了後に32歳を迎えるジェコ。
チェルシーは、ジェコの年齢を考慮しより現実的なオファーを提示しようだ。
30歳を超える選手に対し3000万ユーロのオファーは十分すぎるオファーと言えるだろう。
今季、リーグ第22節を終了した時点で、10ゴールとローマは後半戦の爆発に期待しているため、強気な姿勢を崩さなかった様子。
ジェコの代役として期待していたパトリック・シックが筋肉系の負傷で長期離脱することが確定しており、残し2日となったマーケット最終日を前に代役確保が困難と判断したローマは、チェルシー側のオファーを拒否することを決断したのかもしれない。