アーセナル所属のMFメスト・エジル。今冬の移籍市場でエジル争奪戦が繰り広げられているが、これにユヴェントスが参戦する用意があるようだ。
今季終了後にアーセナルとの現行契約が満了を迎えるエジル。残りの契約期間が半年を切ったため、イングランド国外のクラブと自由に交渉することができるように。
エジル争奪戦を一歩リードしているのがマンチェスター・ユナイテッドであり、ジョゼ・モウリーニョ監督の存在がエジル移籍に大きな後押しとなると現地メディアは伝えている。
アーセン・ヴェンゲル監督は、未だエジルとの契約延長に望みをつなぎ今冬の移籍市場での売却の可能性を否定し続けている。
とはいえ、今のところ両者が歩み寄る姿勢は見せておらず、現行契約満了のままフリーで退団が既定路線だ。
そんな中伝えられた情報が、エジル獲得にユヴェントスが興味を示しているということだ。
ユヴェントスは、エジルがアーセナルで受け取っている700万ポンド以上のサラリーを提示する用意がある。
モウリーニョ監督の下でプレーすることを公言しつつも、新たなリーグで自身を試したいという野望も公言。
これまでドイツ、スペイン、イングランドでプレーしてきたエジルにとって、未開拓のイタリアの地は魅力的に映るかもしれない。
とはいえ、エジル争奪戦はユナイテッドが一歩リードしていることは間違いない。
ユヴェントスは、この差を埋めるべくMFサミ・ケディラを交渉の糸口として移籍オペレーションを完遂させるプランを掲げている。
ユヴェントスがエジル獲得を実現させるための最低条件は、今季終了後の取引のみ。
噂されているとおり、今冬にユナイテッドがアーセナルから強奪することとなれば、移籍交渉から早々に撤退することとなるだろう。
今冬、そして来夏の去就が注目されるエジルだが、噂とおり新天地を求めることとなるのだろうか?