ラツィオ所属のFWチーロ・インモービレ。チェルシーがインモービレ獲得を探っているが、選手の代理人を務めるマルコ・ソンメッラ氏が移籍の噂を一蹴した。
今季、ここまで公式戦14試合に出場し17ゴールをマークするインモービレ。
セリエA得点ランキング首位を独走するイタリア代表ストライカーを高く評価しているのがアントニオ・コンテ監督だ。
コンテ監督は、自信が得意とする2トップをチェルシーでも採用することを画策し、FWアルバロ・モラタとコンビの構築を画策しインモービレ獲得を熱望している。
だが、ソンメッラ代理人はインモービレの去就について次のようなコメントを残し移籍の可能性を一蹴した。
「 チェルシーへの噂も含めて、我々は移籍報道に関して大笑いしてしまったよ。契約を更新できたことに関してクラブに感謝しているし、会長やディレクターの期待に答えたいと思っているのにね。この取引が、インモービレとラツィオの固い絆を証明している 」
トリノでリーグ得点王を獲得し、満を持してブンデスリーガ挑戦。
だが、結果を残すことができずスペインを経由してセリエA復帰を果たしていた。
好調ラツィオの攻撃陣を牽引するパフォーマンスを魅せるインモービレ。
欧州4大リーグでプレー経験がないのはプレミアリーグのみ。
イタリア国外で結果を残すことができてないこと、そして1990年代後半に構築した黄金期復権を目論むラツィオの旗印としてクラブ側から大きな期待が寄せられている。
2022年まで新契約を締結し昇給もアップしたインモービレ。このままラツィオで充実したシーズンを過ごすこととなりそうだ。