バルセロナ所属のMFフィリペ・コウチーニョ。
アーセナルがコウチーニョ獲得に関心を示しているという。
今冬の移籍市場でレアル・マドリー所属のMFマルティン・ウーデゴールを獲得したアーセナル。
後半戦、徐々にパフォーマンスを上げ好調をキープ。
アーセナルは、来季もウーデゴール残留を希望し、完全移籍またはレンタル期間の延長を求めマドリーと交渉を続けている。
ウーデゴール残留の可能性は?
今夏に向け、マドリーは補強資金確保に注力を続けているのが現状。
ジネディーヌ・ジダン監督からの評価がさほど高くないウーデゴールは換金対象とされており、条件面がクリアできれば売却の可能性もある。
ただ、今季無冠でシーズンを終わった場合、ジダン監督に退任の可能性も噂。
ジダン監督が退任した場合、戦力の査定がリスタートされることになるため、ウーデゴールの去就は不透明な状況にある。
ウーデゴールのマドリー復帰で、代役にコウチーニョを指名
万が一、ウーデゴールがレンタル期間満了でマドリーに復帰した場合、アーセナルは代役にコウチーニョを指名している模様。
昨年夏にもバルセロナ退団が噂されたコウチーニョ。
ロナルド・クーマン監督の要請でバルセロナに残留したものの、今季ポジション争いに敗れベンチが定位置に。
現在、負傷離脱し戦列から離れているのが現状。
深刻な経営難に苦しむバルセロナは、今夏にコウチーニョ売却の可能性を探り受け入れ先のクラブを探しているのが現状。
プレミアリーグでの経験は、アーセナルを後押しすることになる?
今季も苦しい戦いを強いられるアーセナルは、今夏の移籍市場で即戦力の補強を求めていることは間違いない。
ただ、苦しい財政状況でクラブ運営を強いられているアーセナル。
リヴァプール在籍歴を持つコウチーニョを評価するはずだが、問題はバルセロナが要求する高額な移籍金にある。
レンタル契約なら獲得の可能性も
アーセナルがコウチーニョを獲得する場合、レンタル契約が有効な交渉手段になるだろう。
レンタル料とサラリーの一部を支払うことになるが、完全移籍での獲得を考慮すれば安価な費用負担で納めることができる。
一方、バルセロナはコウチーニョの完全移籍での売却を基本路線として交渉を進めることが予想される。
ただ、マーケットが冷え込んだ状況下で、バルセロナが設定する移籍金満額を支払うクラブが存在するかが焦点となる。
なお、バルセロナはリヴァプールからコウチーニョを獲得した際に付帯した、“ 通算100試合に出場した時点で2000万ポンドのボーナス ”の条項が設定されていることを考えれば、最終的に今夏の売却に踏み切ることは間違いなさそう。
アーセナルの戦力補強のファーストチョイスは、ウーデゴールの残留だろう。
MFスミス・ロウの成長などもあり、緊急性を要するポジションではない。
アーセナルのコウチーニョ獲得は、プランBに位置付けられていると想定でき、今後の動きに注目が集まる。
アーセナル
バルセロナ所属のMFフィリペ・コウチーニョ獲得に関心
マルティン・ウーデゴール退団で獲得に本腰ともhttps://t.co/Le7l9HpUZG— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 25, 2021