ビジャレアル、久保建英をレンタル契約で獲得を正式発表

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 レアル・マドリー所属のMF久保建英。ビジャレアルが久保を1年間のレンタル契約で獲得したことを発表した。
 昨年夏、マドリーと5年契約を締結し白い巨人の仲間入りを果たした久保。

 

 今季、マジョルカへレンタル移籍を経験し、公式戦36試合に出場し4ゴール4アシストをマークするなど、大きなインパクトを残した。
 今季の活躍を高く評価され、久保の去就にはラ・リーガの半数近いクラブやバイエルン・ミュンヘン、アヤックス、ラツィオ、ACミランなどスペイン国外の強豪クラブも獲得に関心を示し、激しい争奪戦が繰り広げられてきた。

 

 先日までセビージャ移籍が大きく報じられた久保。
 この激しい争奪戦を制したのはビジャレアルとなった。

 

 マドリーとビジャレアルは1年間のレンタル契約を締結し、買取オプションは付帯していない。
 ビジャレアルは推定250万ユーロとされる久保のサラリーを全額負担し、今回の契約総額は500万ユーロにものぼるようだ。

 

 交渉の決め手になったのが、ビジャレアルの新監督に就任したウナイ・エメリ監督が獲得を熱望したためだという。
 マドリーも選手本人もスペイン国内のクラブに限定し新天地探しを続けていた。

 

 ビジャレアルは、来季ヨーロッパリーグ出場権を確保しており、マジョルカよりも競争力の高いポジション争いが繰り広げられることが予想される。
 今回の取引で、最も満足しているのはマドリーだという。

 

 現在、マドリーのEU圏外枠に空きがないものの、クラブに在籍するFWヴィニシウスがEUパスポートを取得する見込みであり、21-22シーズンに久保をクラブに復帰させる計画がある模様。
 計画通りにことを進めるために、久保はビジャレアルで一定の結果を残さなければならないが果たして。

 

 

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