スウォンジー・シティ所属のFWフェルナンド・ジョレンテ。今夏の移籍市場でチェルシー移籍が噂されたジョレンテだが、一転トッテナムへの移籍が正式決定した。
契約期間は3年。移籍金は1500万ポンドを支払うことになるという。
先日、チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督が退団が濃厚とされるFWジエゴ・コスタの代役に、ジョレンテ獲得の可能性を示唆。
ユヴェントスで共に働き、ジョレンテのパフォーマンスを高く評価しているのが、コンテ監督だ。
レアル・マドリーからFWアルバロ・モラタを獲得したものの、さらなるCFの獲得に注力しジョレンテをリストアップしていた。
だが、FWハリー・ケインへ依存傾向の高いトッテナムがジョレンテ争奪戦に参戦し、移籍金1500万ポンドで早々と契約をまとめ上げたようだ。
現在32歳のジョレンテ。スペイン代表で24試合に出場し7ゴールを記録。
ユヴェントスでコッパ・イタリアやセリエAタイトルを獲得し、その後に所属したセビージャではヨーロッパリーグ優勝に貢献。
近年は、苦しい戦いを強いられているもののプレミアリーグでも存在感を披露しており、この夏の去就が注目されていた。
トッテナムは、数年来の課題としてハリー・ケインのバックアッパー獲得問題が叫ばれていたが、スペインを代表する本格派CF獲得は、前線のタレントをさらに強化が期待できるだけに、ジョレンテの今後の活躍に注目が集まりそうだ。