先日、現役引退を表明したFWアントニオ・カッサーノ。同選手は、この宣言を撤回し、一転して現役続行の意向であることを表明した。
今夏にエラス・ヴェローナに加入したカッサーノだが、わずか2週間余りでどうクラブを退団し、現役引退の可能性を示唆していた。
ヴェローナ退団を決意したカッサーノは、自身の去就について次のようなコメントを残した。
「 エラス・ヴェローナが原因ではないが、すぐにわかった。これはまるで女性と一緒にいて、その子がこれ以上僕と一緒に過ごしたくないと築いてしまった時のような気分だった。会長のマウリシオ・セッティ、スポーツディレクターのフィリッポ・フスコ、監督のファビオ・ペッキアと色々議論して、ここから離れるのがベストだと考えた 」
現在35歳のカッサーノ、自身の現役引退について『 ただクラブと話した時、引退するとは言っていない。書かれていたこととは反対のことが真実だ。それにもし別のクラブが見つかったら、僕自身が補償金を払うと申し出た 』と可能性を一蹴した。
何歳になっても、常に注目を集めておきたいカッサーノ。
選手としての立ち振る舞いやパフォーマンスを考えると、どのクラブチームが獲得に動くこととなるか、注目が集まるのだが。
なお、カッサーノは今夏のマーケットが閉幕した時点で、新たな所属先が決定していない場合、本当に現役から退く以降になるとされている。