ACミランが、来季以降のチーム作りに向け動き始めた。まず手始めに、新監督を招聘すべくトッテナムを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督引き抜きを画策しているようだ。
ACミラン
新監督にトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督招聘を画策https://t.co/UfBE1sN9Rt— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 8, 2019
6シーズンもの間、リーグタイトルから離れ低迷が続くミラン。
今季、近年の不振を脱出する感があり、現在のメインターゲットであるチャンピオンズリーグ出場権確保に向けクラブ一丸となって全力を注いでいる。
とはいえ、直近4試合の結果は1分3敗と大きな躓きで、CL復帰に黄色信号も。
クラブ首脳陣は、ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督に全幅の信頼をおいてはおらず、来季以降の進退は安泰ではない。
新CEOに就任したイバン・ガジディス氏は、密かに指揮官交代を策略しており、ポチェッティーノ監督に狙いを定めているという。
サウサンプトン、トッテナムで手腕を発揮し、欧州を代表する指揮官へと成長したポチェッティーノ監督。
近年は、レアル・マドリーが引き抜きを画策するなど去就が注目されてきた。
ただ、トッテナムはポチェッティーノ監督慰留に全力であり交渉の席に就こうとすらしない。
ミランにとって招聘に向けた障害は、トッテナムのダニエル・レヴィ会長だ。
敏腕ビジネスマンは、簡単に首を縦に振ることはない。
同時に、現在のミランが掲げるプロジェクトをポチェッティーノ監督が魅力を感じるかどうか?
現地メディアでは、ポチェッティーノ監督招聘に向け補強資金3億ユーロを用意しているとの報道もあるが、FFP問題を抱えるミランの財源が気になるところである。
なお、トッテナムはポチェッティーノ監督体制で新シーズンをむ迎える構想にあり、新スタジアムこけら落とし最初のシーズンという大きな材料を武器に指揮官慰留に全力を注ぐ意向のようだが。