先日、ティエリ・アンリ監督の職務停止を発表したASモナコ。新監督決定まではコーチを務めるフランク・バッシ氏が暫定監督を務めることになる。
新監督人事に揺れるモナコだが、後任監督に前任のレオナルド・ジャルディム氏招聘の可能性が急浮上した。
ASモナコ
ティエリ・アンリ前監督の後任に前々任のレオナルド・ジャルディム氏再招聘か?https://t.co/TCFciooXYi— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 25, 2019
ジャルディム前監督は、モナコ指揮官就任5年間でクラブを常勝軍団に育て上げた名将。
ただ、今季開幕9試合を終え1勝3分5敗と勢いに乗れずリーグ18位と低迷。
2018年10月11日に成績不振を理由に指揮官を解任されていた。
その座を受け継ぐ形でアンリ監督が就任したものの、リーグ戦12試合で2勝をマークしたのみで立て直しに失敗。
クラブのレジェンドの処遇に持て余したモナコは、アンリ監督を職務停止という前代未聞の決断に至った。
現地メディアでは、この職務停止は事実上の解任と伝えられているが、間違いない事実だろう。
今季、モナコが抱えるノルマはリーグ・アン残留。
残留に向け強豪クラブへ育て上げたジャルディム前監督復帰に向け交渉を行っている様子。
早ければ、現地時間25日にも正式発表される見通しだと伝えられており、前任の指揮官がシーズン2度目の監督誕生という不可思議な現象が起こるのだろうか?