ASモナコは、クラブを率いるティエリ・アンリ監督の職務停止を発表した。
ASモナコ
ティエリ・アンリ監督の職務停止を発表
契約解除については今後検討へhttps://t.co/lr1snpSN4d— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 25, 2019
現在、リーグ第21節終了した時点で19位と降格圏内に沈むモナコ。
2018年10月にチーム不振を打開すべく、アンリ監督を招聘。
チーム再建を託されたものの、就任後の12試合でわずか2勝と苦しい戦いが強いられている。
クラブ側は現状を重く受け止め、再び劇薬を注入することを決断。
アンリ監督の職務停止を決定したのだ。
この決定は事実上の指揮官解任と受け取っても良いだろう。
現時点で、契約解除に関する情報は発表されていないが、アンリ監督の去就は追って決定されることになるという。
後任は、現在クラブでコーチを務めるフランク・パッシ氏が暫定監督としてチームを率いることになる。
ただ、昨年夏に主力選手を大量放出し満足できる補強が実現できなかった現状において、シーズン途中でクラブを託されたアンリ監督の事実上の解任は大きな決断だ。
今冬の補強でも打開策と言える戦力強化は、チェルシーから獲得したセスク・ファブレガスのみ。
現状を考えると、シーズン後半戦も厳しい戦いが待っていることは間違いない印象か。
今季、リーグ・アン残留が事実上のノルマとなったモナコ。
最下位転落も見え隠れしているだけに、シーズン終盤に向けクラブを立て直すことができるのだろうか?