
パリ・サンジェルマン所属のFWヘセ・ロドリゲス。フィオレンティーナへレンタル契約で加入することが正式決定した。
昨年夏の移籍市場でレアル・マドリーからパリSGへ完全移籍で加入したヘセ。
クラブ首脳陣は、即戦力そして将来の中心選手としてマドリーから引き抜いたものの、リーグ前半戦クラブで結果を残すことができず、今冬の移籍市場でラス・パルマスへレンタル契約で加入。
故郷の地で再起を誓ったものの、16試合に出場し3ゴールとさほど大きなインパクトを残すことができず。
選手は、ラス・パルマスへ移籍することを求めるコメントを残したものの、ラス・パルマス側がこれを受け入れずレンタル期間満了に伴いパリSGへ復帰。
だが、バルセロナからFWネイマールを獲得し、マーケットで一躍主役に上り詰めたパリSGでヘセがプレーするポジションは用意されていない。
マーケットでふたたび新天地を求めなければならなくなったヘセに関心を示したのが、フィオレンティーナだ。
この夏、FWニコラ・カリニッチに移籍の可能性があり、代役確保が必須。
すでに復数の選手をリストアップし、スカッド強化に注力しているフィオレンティーナが、パリSG側にレンタルでの獲得オファーを打診。
ここ数週にわたってヘセの移籍に関して交渉が進められているが、サラリーメンでの条件が折り合わず交渉は難航。
契約の細部を詰める状況にあるとされており、ヘセのフィオレンティーナ移籍は目前に迫っているという。
現時点で正式な発表はなされていないものの、移籍交渉は間もなく完遂する予定。
セリエA初挑戦となるヘセだが、イタリアの地で大きなインパクトを残しパリSGの主力選手として返り咲くことができるか注目が集まりそうだ。