アントニオ・コンテ氏
1年間の休養を宣言!レアル・マドリー指揮官就任が噂されたが完全否定
来季、セリエAで監督業復帰に向け準備か?https://t.co/tbwEGkMJCv— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) November 12, 2018
昨季を最後にチェルシーの指揮官の座を追われたアントニオ・コンテ氏。
先日、レアル・マドリー新監督候補にリストアップされたが、当の本人は来夏まで現場復帰するつもりはないようだ。
ユヴェントスやイタリア代表の指揮官を歴任後、2016年夏にチェルシー指揮官就任のコンテ氏。
初挑戦のプレミアリーグで見事リーグ優勝を果たすなど、改めて手腕の高さを披露した。
ただ、2シーズン目に大きくつまづく。チームのパフォーマンスが落ち始めたと同時期に、クラブの補強方針を痛烈に批判。
クラブ幹部、選手との関係悪化も表面化し始め四面楚歌の状態が続いていた。
ピッチ内外での混乱を受け、チェルシーはナポリを率いていたマウリツィオ・サッリ監督の引き抜きを決定しコンテ氏の解任を決断。
現在、自由契約のコンテ氏には、先日フレン・ロペテギ前監督を解任したレアル・マドリーが招聘に動いていた。
ただ、コンテ氏はマドリーからのオファーを強気の姿勢で条件を突き返した。
招聘実現のためにマドリーに突きつけた条件は多岐に渡るという。
予想はできたが、とりわけ驚かされたのが『 コンテ氏が獲得したい選手を獲得するようクラブに求める 』との条文( 表現は正しくないが )
過去2つのクラブで幹部と大きな問題を起こしクラブを追われた身であるコンテ氏の招聘はリスクと考えたマドリーは、早々にレースから撤退している。
水面下でコンテ氏との交渉を水面下で進めていたマドリーだが、最終的にサンティアゴ・ソラーリ氏が暫定監督に就任。
その後のチームの好パフォーマンスを受け正式な指揮官として就任することが決定した。
この動きを受け、コンテ氏はスペインで指揮をとることはないと次の通り主張した。
「 レアル・マドリー? 今から列車に乗って向かうよりも、シーズンが終わるまで待った方が良い。来年の6月まで待って、新たなプロジェクトとともにスタートを切りたいと考えている。気持ちが変わる可能しえもあるし、全てを拒む可能性もある。しかし、常日頃からこのように考えている 」
「 私はイタリア人で、イタリアに住みたいし、そこで仕事したい。今は明らかにユヴェントスが支配している時代だ。しかし、追いかけるクラブも年々強くなっている 」
監督復帰をセリエAの舞台で行いたい意向であることを主張したコンテ氏。
セリエAの上位クラブで指揮官交代の可能性が噂されているのは、ASローマとACミランくらいだろうか?
両クラブの資金力を考えれば、コンテ氏が就任したともして自身の願望を叶えてくれるクラブではないと考えるのだが果たして。