エラス・ヴェローナ所属のFWアントニオ・カッサーノ。スパイクを脱ぐ決断を下したようだ。
今夏の移籍市場でヴェローナ加入を決断したカッサーノ。
フィジカルコンディションは問題ないものの、選手本人はモチベーションを維持することが困難であると示唆し、ヴェローナ退団を仄めかしているようだ。
去就が注目されるカッサーノは妻カロリーナ・マルチアリスのTwitterを通じて次のようなコメントを残した。
「 引退はしたくない。単純に、ヴェローナでは続けられないということだ。この15日間の練習で示してきたように、フィジカル的には素晴らしい状態にある。だけどメンタル的なことを言えば、このクラブで続けるモチベーションがないんだよ 」
ヴェローナにとってすれば、この発言は大きな怒りを生むだろう。
35歳を迎えたカッサーノは、やはりプロフェッショナルになりきれていないと考えるのが妥当かもしれない。
キャリアも下り坂。チームを選んでいる現状でないことは間違いなく、このまま現役から引退することが既定路線となるのかもしれない。