バルセロナ、セビージャからクンデ獲得を正式発表

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 バルセロナは、セビージャ所属のDFジュール・クンデ獲得を正式発表した。
 契約期間は2027年までの5年間で、契約解除金は脅威の10億ユーロにしたようだ。

 

 セビージャは、クンデの売却交渉で推定5000万ユーロの移籍金と500〜1000万ユーロのインセンティブを受けつことになるという。
 バルセロナは、今夏の移籍市場で即戦力級のセンターバックの補強を模索。

 

 複数の選手をリストアップしてきたが、以前から獲得に関心を示していたクンデ獲得に注力。
 チェルシーとの争奪戦の末、晴れて獲得することに成功した。

 

 前述通り、センターバックを主戦場とするクンデは、ボルドーのユースチームから2018年1月にトップチームデビューを経験。
 18-19シーズン、リーグ・アンで37試合に出場し主力として活躍した。

 

 このパフォーマンスを高く評価したセビージャが2019年夏に5年契約でクンデを獲得。
 獲得に投資した移籍金はクラブレコードとなる2500万ユーロ。

 

 高額な移籍金からもセビージャがクンデを高く評価していることが伺える。
 その後、セビージャで順調に成長し最終ラインを統率する活躍を披露。

 

 今夏にバルセロナ移籍で5000万ユーロがセビージャへ支払われることになり、投資額の倍額で売却が成功したことを考えるとセビージャにとっては良いビジネスになったと考えられる。
 バルセロナは、今夏の移籍市場でDFアンドレアス・クリステンセンを獲得。

 

 クンデを獲得したことからCBのポジション争いは激化することになる。
 バルセロナフロントは、余剰人員の整理に着手しているが、高額なサラリーがネックとなり売却交渉は進展が見られない。

 

 何よりも注目なのが、長年クラブの最終ラインを統率してきたDFジェラール・ピケの処遇だろう。
 シャビ監督は、ピケ本人に新シーズンの構想には含まれていないことを通達したという報道もある。

 

 その噂を確固たるものとするのがクンデ獲得だろう。
 ピケ本人は、バルセロナ残留を熱望し新シーズン以降も試合に注力していくことを示唆している。

 

 クンデ、クリステンセンの加入で、バルセロナの最終ラインのポジション争いは激化の一途を辿ることに。
 他クラブから見れば羨ましいほどのポジション争いではあるが、この競争を勝ち抜くのは一体誰になるのだろうか注目だ。

 

 

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