ユナイテッドが最終ライン補強に関心?アカンジ獲得に向け破格オファーを用意か?

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 マンチェスター・ユナイテッドが、ボルシア・ドルトムント所属のDFマヌエル・アカンジ獲得を画策しているようだ。
 2021年夏にレアル・マドリーからDFラファエル・ヴァランを獲得したばかりのユナイテッド。

 

 最終ラインのラストピースとして獲得に注力していたヴァランを獲得したことで、盤石な最終ライン構築が期待されたが、今季リーグ第27節終了時点で34失点を喫し最終ラインは崩壊。
 クラブは、現状を改善すべく今夏の移籍市場でドルトムントからアカンジを獲得することを画策している模様。

 

 アカンジは、2018年1月にバーゼルからドルトムントへ移籍。
 ドルトムント加入後、チーム戦術にフィットしレギュラーとして活躍。

 

 今季も公式戦28試合に出場し最終ラインを統率する活躍を披露している。
 ドルトムントで好調な時間を過ごすアカンジだが、クラブとの現行契約は2023年まで。

 

 契約延長に向け動くドルトムントだが、一方ステップアップの移籍を求めるアカンジはオファーを拒否。
 アカンジの決断により、今夏の去就が大きく注目されているのが現状だ。

 

 去就が注目されるアカンジのパフォーマンスを高く評価するユナイテッドは、選手獲得に向け移籍金2500〜3000万ユーロを用意。
 さらに、選手には年俸1500万ユーロの4年契約という破格の条件を用意。

 

 ドルトムントからすればもう少し高額での売却を狙っているかもしれないが、アカンジに残された契約が1年であることを考えると、この辺りが妥協点かもしれない。
 今後、成績によるインセンティブを付与するなど、交渉を模索し続けることになるだろう。

 

 ただ、アカンジの去就に関心を示しているのはユナイテッドだけではない。
 アカンジがマーケットに出回ることが確定すれば、今夏の争奪戦は必須となる。

 

 さらなる移籍金の高騰も狙えるため、ドルトムントは現時点では静観という姿勢を貫くことになるだろう。
 ドルトムントは、おそらくアカンジを強く引き止める意思はなさそう。

 

 先日、バイエルン・ミュンヘンからDFニクラス・ジューレ獲得が決定し、合流は今夏の予定。
 DFマッツ・フンメルスが加齢でパフォーマンスの低下が懸念されるものの、最終ラインの頭数は揃っている。

 

 アカンジに対し、適切なオファーが届けば売却に向かって動くこととなるだろう。
 去就が注目されるアカンジだが、果たして報道通りユナイテッドへ新天地を求めることになるのだろうか?

 

 

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