ディバラ、今夏にユヴェントス退団を検討か?契約延長交渉不調が要因とも

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 ユヴェントス所属のFWパウロ・ディバラが、今季限りでクラブを退団することになるかもしれない。
 ユヴェントスとディバラの現行契約は今季限りで満了を迎える。

 

 現在、両者の間で契約延長に向けた交渉が進められているものの、交渉に進展がみられていないのが現状だ。
 数ヶ月前には年俸総額1000万ユーロ、2026年までの4年契約のオファーを提示し基本合意を取り付けていたユヴェントス。

 

 だが、ここ最近負傷離脱が目立つディバラのコンディション問題を重くみたユヴェントスは、契約内容の見直しに着手。
 新たなオファーは現行の年俸730万ユーロを下回る金額となるようだ。

 

 これを受けたディバラは、クラブの態度に憤りを隠さず、契約延長から一転移籍金の発生しない今夏に契約満了で退団することを真剣に検討しているという。
 未だ水面下では契約延長に向けた交渉は進められているものの、選手側は引き下げられた条件で合意する意思はない。

 

 クラブ側が態度を軟化させない限り、今夏の退団は確実でディバラがマーケットに放出されることは間違いないだろう。
 すでに、ディバラの去就にはバルセロナやマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、インテルといったクラブが獲得に関心を示している。

 

 2015年にパレルモから加入して以降、公式戦257試合に出場し94ゴール49アシストを記録するなどチームの攻撃陣を牽引してきた。
 近年は、負傷離脱や起用法の問題で大きなインパクトを残すことができていないが、今季マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下でディバラ中心のチーム構築が進められてきた。

 

 ユヴェントスでエースナンバーである背番号10を背負うアルゼンチン代表FWは、今夏に向けどのような決断を下すことになるのか注目。

 

 

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