久保建英、ビジャレアル退団とも、マドリーと合意なら今冬に退団へ

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 ビジャレアル所属のMF久保建英。今季、レアル・マドリーからレンタル契約でビジャレアルに在籍する久保に契約解消の可能性があるとのこと。
 ウナイ・エメリ監督の構想から徐々に外れつつある久保。

 

 今冬の移籍市場に向けビジャレアルはマドリーと久保の去就について交渉が行われる模様。
 大きな期待を受けビジャレアルに加入後、現敵的な出場機会ながらも公式戦20試合に連続出場。

 

 だが、直近2試合はベンチを温める日々が続き、指揮官は下部組織出身のFWジェレミ・ピノやFWフェル・ニーニョを起用。
 これまでエメリ監督は『 全員がチャンスを得ている。だが私達は結果を出していない選手を10試合連続で起用するためにここにいるわけではない。1試合に出たら、もっと出場機会を勝ち取らないといけない。下部組織の選手にも全選手にも言えることだ 』とコメント。

 

 久保は、レンタル契約終了までビジャレアルでの挑戦に意欲的だが、指揮官の構想から外れつつある現状にビジャレアルはクラブにとどめておくことを良しとしないだろう。
 今後、クラブ間で交渉が行われ合意に至れば早期契約解消可能性もある。

 

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で財政面で余裕はない。
 長期離脱を強いられるMFビセンテ・イボラの代役獲得も検討しており、久保の退団が実現すればEU圏外枠確保もできる。

 

 起用法をめぐり、スペイン国内や日本国内で大きな注目を集めた久保。
 久保のプレースタイルは、エメリ監督が思考する戦術との相反する部分も多い。

 

 シーズン途中に外国人選手を受け入れるクラブを探すことはマドリーにとっても大きな負担となるが、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

 

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