メッシがバルセロナ退団を示唆、クラブに意思表明し契約解除条項適用要求へ

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 バルセロナ所属のFWリオネル・メッシ。クラブに対し今夏の退団を希望していることを伝えたようだ。
 現地時間21日、新指揮官に就任したロナルド・クーマン監督と自身の今後について対談。

 

 指揮官の構想に含まれていることを確認したものの、メッシ本人はクラブ退団に大きく傾いているようだ。
 昨季、12シーズンぶりの無冠に終わったバルセロナ。

 

 クラブフロントは、今夏のクラブ改革に着手することを宣言し、長年クラブを支えた複数のベテラン選手を構想外にすることを発表。
 メッシとバルセロナの現行契約には、選手サイドの意思で契約を一方的に解除できるという条項が存在。

 

 メッシはクラブ側に契約解除することを要求する正式なファックスを送った模様。
 だが、バルセロナはこの条項の有効期限は2020年6月1日に期限切れと主張し選手の要求を拒否。

 

 メッシは、新型コロナウイルスの影響で異例なシーズンを過ごしたことを理由とし、この条項を有効なものにするようバルセロナに求めている模様。
 バルセロナとメッシの現行契約は2021年まで締結している一方で、今夏に口頭ながら2023年までの契約延長で合意に達している現状もある。

 

 メッシには推定7億ユーロの契約解除条項が設定されており、バルセロナは同選手移籍に満額の移籍金を求めるとされている。
 新たなモチベーションを求めるメッシ。果たして、今夏の移籍が実現することになるのだろうか。

 

 

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