ハメス獲得を熱望のリヴァプール、マドリーと接触へ

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 今季、レンタル契約でレアル・マドリーからバイエルン・ミュンヘンへ加入するMFハメス・ロドリゲス。
 今冬の移籍市場でバルセロナへMFフィリペ・コウチーニョを売却したリヴァプールが、ハメス獲得に本腰を入れマドリーと接触しているようだ。

 

 

 

 

 報道によると、リヴァプールはハメス獲得の可能性を探るためマドリーと接触。
 2年間のレンタル契約でバイエルンへ移籍しているハメスには、今冬にも獲得の可能性をリヴァプールは探っていた。

 

 今季開幕当初は怪我の影響などもあり、ブンデスリーガで苦しいシーズンを過ごしていたハメスだが、その後チームの主力として定着すると、今季リーグ第24節を終了した時点で16試合に出場し4ゴール6アシストと多くの得点機に絡む活躍を披露。

 

 バイエルンは、今季終了後にも早期買取に向けマドリーと交渉を進める意向であると伝えている。
 リヴァプールにとって、ブンデスリーガで好調をキープしロシア・ワールドカップでも飛躍が期待されるハメス獲得は簡単ではない。

 

 そもそも、保有権を持つマドリーにハメスを早期に売却するという選択肢がないからだ。
 マドリーは、レンタル期間である2年間ドイツで十分すぎるほどプレーさせた上で一旦クラブへ復帰させ高値で売却させることを画策。

 

 そのために、ハメスをレンタルで移籍させる目前に同選手と新たな契約を締結するという手間をかけているからだ。
 一方で、ハメスにとってしても事は同じだ。ドイツで成長を続けトップフォームを取り戻した選手自身もバイエルンを早期に離れる意思はない。

 

 マドリー、そしてバイエルンの両クラブは、“ かつての10番 ”を簡単に手放すという選択肢はない。
 コウチーニョに変わる攻撃のタクトを振るう選手の獲得は避けて通れないわけだが、バイエルンとの早期契約の解消、高額な移籍金、マドリーの説得と同選手獲得を実現させるための障害は少なくない。

 

 机上論で、ハメス獲得は暗礁に乗り上げている感が十分すぎるほどあるが、リヴァプールはこの難題に手をつけハメス引き抜き交渉に尽力することとなるのだろうか?

 

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