パリ・サンジェルマンが、昨年夏の移籍市場で買取義務が付与されたレンタル契約でASモナコから獲得したFWキリアン・ムバッペを売却する計画を立てているという。
突如明るみになったムバッペのパリSG退団説。裏で手を引くのが、FWネイマールの存在だ。
昨年夏の移籍市場でバルセロナからネイマールを獲得したパリSG。
絶対的なエースとして破格の待遇でパリSGの門をくぐったネイマールが、今季好調をキープするムバッペとの共存を快く思っていない様子。
問題が表面化する前に、クラブ側はムバッペを売却しネイマールと旧知の仲であるバルセロナ所属のMFフィリペ・コウチーニョを引き抜くことを検討しているという。
🇫🇷獲得計画？👀
ムバッペを売却しコウチーニョを獲得？ スペイン紙が報じるPSGの驚きの計画とは🔻記事はこちらhttps://t.co/LbIJgmLXAh
🗣️編集部より
「PSGが #ネイマール の満足度を高めるため、親友の #コウチーニョ を獲得するとの報道が。まだまだ噂に過ぎませんが、注目されています」 pic.twitter.com/NuuT1CyzyK— サッカーキング (@SoccerKingJP) February 26, 2018
パリSGが画策するのは、ムバッペをモナコから完全移籍で買取後、バルセロナへ同選手を譲渡しコウチーニョ獲得という壮大な移籍オペレーションを画策。
絵空事のように思えるオペレーションだが、クラブの会長であるナセル・アル・ケライフィ氏は、実現に向けクラブ首脳陣に指令を出したと伝えている。
現行の動きを鑑みるとパリSGは、ネイマールと心中する覚悟すら感じて取れる。
だが、大舞台でムバッペが活躍する姿を目にするたびに、ネイマールは嫉妬にかられていると現地メディアは報じる。
どこまで真実かわからないが、コウチーニョとトレードという実現不可能なミッションを可能にする手立てはどこにあるのだろう。
バルセロナは、リヴァプールからコウチーニョを引き抜き同選手と契約を行った際、5億ユーロという途方も無い契約解除金を設定。
将来性の高いムバッペといえど、5億ユーロの市場価値があるとは考えにくい。
もちろん、コウチーニョ獲得に5億ユーロ満額を支払うクラブも現れないのが事実だろう。仮に、バルセロナ、そしてコウチーニョが移籍を望んだ場合、獲得に投資した移籍金1億6000万ユーロが最低交渉ラインになることは間違いない。
とはいえ、バルセロナとコウチーニョは蜜月な関係を構築しており、移籍の可能性は皆無。
現時点で、パリSGに付け入る隙はないというのが当然の味方であり、交渉を進展させるためには何かしらの材料が必要になってくると考えるのだが。