クライファート2世、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に本腰か?

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 アヤックス所属のFWユスティン・クライファート。ユスティンといえば、元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏の次男としてオランダ国内では大きく注目を集めている。

 

 今季、若干18歳ながらアヤックスの主力として活躍し、エールディビジで29試合に出場し9ゴールをマーク。
 すでにA代表デビューも果たしており、オランダ国内での成長が大きく期待を集める選手へと上り詰めた。

 

 ユスティンは、以前より父パトリック氏が現役時代、活躍したバルセロナへの移籍願望を明らかにしてきたが、現在もビッグクラブへの移籍を熱望しているようだ。

 

 ユスティンの活躍を高く評価し、今夏の獲得を模索しているのがマンチェスター・ユナイテッドだ。
 だが、この移籍に待ったを掛けているのが、ユナイテッドOBでアヤックスの最高責任者を務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏だ。

 

 ファン・デル・サール氏は、ビッグクラブ挑戦の夢を見るのは選手個々の自由だが、若くしてビッグクラブへ移籍することには反対の姿勢を示している模様。

 

 将来性十分のユスティンを、18歳という若さでユナイテッドというメガクラブへ移籍させることは誰が見てもメリットはない。

 

 ・ポジションを確保できるのか?
 ・初挑戦のプレミアリーグのサッカーにフィットできるのか?
 ・イングランドの生活に馴染むことができるのか?

 

 これを乗り越えられる選手がビッグネームへの階段を一歩づつ歩んで行くこととなるが、将来性が高いと言ってもまだ18歳。
 ファン・デル・サール氏は、ビッグクラブへの挑戦は早すぎると判断しており、同選手の慰留に全力を注ぐ方針であるという。

 

 だが、問題は選手の代理人だ。
 そう、自身が売り時と考えた選手の移籍ミッションをことごとく決定させ続けてきたミーノ・ライオラ氏の存在だ。

 

 ユナイテッドとライオラ氏の間柄は蜜月な関係を構築しており、選手が移籍を望んだ場合、実現する可能性は非常に高い。
 今季、エールディビジで急成長を遂げたユスティンだが、この夏大きなステップアップを求めることとなるのか注目が集まりそうだ。

 

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