現地時間9月28日にバイエルン・ミュンヘンから成績不振を理由に解任されたカルロ・アンチェロッティ氏。早くも争奪戦が繰り広げられている。
バイエルンを解任されたといえ、アンチェロッティ氏が欧州を代表する名将であることは間違いない。
プレミア中位で戦うクラブが、早くも招聘に名乗りを上げているが、ここにきて中国スーパーリーグのクラブが争奪戦に名乗りを上げたようだ。
中国のクラブから既に目がオファーがアンチェロッティ氏の下に届けられており、そのサラリーは無視することはできない価格に設定されているという。
広州恒大が提示したオファーは、3年契約の4500万ユーロ。
その金額は、欧州のクラブが準備することができないものだ。
注目のクラブだが、名実ともに中国No.1の称号を得ていることは間違いない広州恒大だ。
広州恒大は、ルイス・フェルペ・スコラーリ氏が指揮官を努めているが、今季ACLで上海上港に敗退しベスト4進出を逃した。
リーグ戦では首位をキープしているものの、我慢ができないオーナーはスコラーリ監督の早期解任の可能性を模索しているという。
すでにアンチェロッティ氏招聘に向け注力している広州恒大。
アンチェロッティ氏がチームに招き入れる新鮮な空気は、再び常勝軍団に構築できるだろうとクラブフロントは考えている。
とはいえ、アンチェロッティ氏は次なる挑戦はプレミアリーグと公言しているため、広州恒大は大きなライバルと戦う必要がある。
このイタリア人指揮官は、新天地にいったいどこのクラブを選択することとなるのか注目が集まりそうだ。